HHKBはゲームで使えない?性能と向き不向きを解説

タイピング愛好家から絶大な支持を集めるHHKB(Happy Hacking Keyboard)。その唯一無二の打鍵感から、仕事やプログラミングで手放せないという方も多いでしょう。一方で、「この最高のキーボードでゲームもできたら…」と考える人も少なくありません。本記事では、「HHKB ゲーム」と検索するあなたの疑問に答えるため、HHKBがゲームに使えるのか、向き・使えないといった評判や口コミを徹底的に調査しました。

ゲーミングキーボードとの比較を通じて、反応速度やラピッドトリガーの有無といったゲームに必要な要素を解説。HHKBでゲームをするメリット・デメリットを明らかにし、特に人気のFPS(VALORANTやAPEXなど)での使用感に迫ります。また、「HHKB Studio」や「HHKB Professional HYBRID Type-S」といったモデルごとの違いや、快適にプレイするための設定、さらには無刻印モデルでの挑戦やキーキャップ交換といったカスタマイズまで、HHKBをゲームで活用するための情報を網羅的にお届けします。

  • HHKBがゲームに向いているかどうかの結論

  • ゲーミングキーボードとの具体的な性能差

  • FPSなど特定のゲームジャンルにおける使用感

  • 快適にプレイするための設定やカスタマイズ方法

    HHKBでゲームは快適?性能と向き不向きを解説

    • HHKBでゲームはできる?向き・使えないの評判

    • HHKBでゲームするメリット・デメリット

    • そもそもゲームに必要なキーボードの要素とは

    • ゲーミングキーボードとの比較

    • 反応速度とアクチュエーションポイント

    • ラピッドトリガーは搭載されている?

      結論:HHKBでゲームはできる?向き・使えないの評判

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      結論から言うと、「HHKBでもゲームをプレイすることは可能ですが、エンジョイ勢に限られる」というのが多くのユーザーに共通する見解です。プロを目指したり、コンマ1秒を争うシビアな環境でプレイしたりするのでなければ、HHKBでも十分に楽しめます。

      理由として、HHKBは元々タイピングの快適性を追求して作られたキーボードであり、ゲーム専用に設計されたわけではない点が挙げられます。そのため、ゲームに特化した機能ではゲーミングキーボードに劣る部分があるのは事実です。

      具体的には、「格闘ゲームのような使用キーが少ないゲームなら問題ない」「むしろ打鍵感が良くて快適」といった肯定的な評判がある一方で、「キーが少ないのでゲームによっては操作が難しい」「反応速度が気になる」という口コミも見られます。特に、多くのキーを瞬時に、かつ同時に使用するようなゲームでは、HHKBのコンパクトさが逆にデメリットになる可能性も指摘されています。したがって、HHKBでゲームができるかどうかは、プレイヤーのレベルやプレイするゲームのジャンルに大きく左右されると言えるでしょう。

      HHKBでゲームするメリット・デメリット

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      HHKBをゲームに使う際のメリットは、何と言ってもその卓越した打鍵感にあります。スコスコと心地よく沈む独特のキータッチは、長時間のプレイでも疲れにくく、タイピングそのものを楽しみに変えてくれます。これはゲームプレイにおいても同様で、操作するたびに得られる満足感は他のキーボードでは味わえない魅力です。また、非常にコンパクトなため、デスクスペースを広く確保できるのも利点です。マウスを大きく動かすスタイルのプレイヤーにとっては、この省スペース性が操作の自由度を高めてくれるでしょう。

      一方で、デメリットも存在します。最も大きいのは、キー数の少なさと特殊なキー配列です。ファンクションキーや独立した矢印キー(US配列の場合)がないため、これらのキーを多用するゲームでは「Fnキー」との同時押しが必須となり、咄嗟の操作で遅れを取る可能性があります。

      さらに、Bluetooth接続時のわずかな遅延も、特にFPSなどの対人ゲームでは致命的になりかねません。動画配信者のレビューでは、建築や編集といった素早いキー操作が求められる場面で、入力の遅れが顕著に感じられるとの報告もあります。Windowsキーが誤爆しやすい位置にあるなど、慣れが必要な点もデメリットとして挙げられます。

      メリット デメリット
      疲れにくい極上の打鍵感 キー数が少なく、ゲームによっては操作が複雑になる
      デスクが広く使えるコンパクトさ ファンクションキーや矢印キーが独立していない
      所有欲を満たすデザインと品質 Bluetooth接続時に遅延が発生する可能性がある
      独特なキー配列に慣れが必要

      そもそもゲームに必要なキーボードの要素とは

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      快適なゲームプレイを実現するため、キーボードにはいくつかの重要な要素が求められます。これらを理解することで、HHKBがなぜゲーム用途で賛否両論あるのかがより明確になります。

      まず一つ目は「キーの反応速度」です。キーを押してからゲーム内でキャラクターが動くまでの時間が短ければ短いほど、プレイヤーの意図が素早く反映されます。特にeスポーツのトップシーンでは、このわずかな差が勝敗を分けることも少なくありません。

      二つ目は「キーの同時押し対応」、いわゆる「Nキーロールオーバー」です。これは、複数のキーを同時に押しても、そのすべてを正確に認識する機能です。移動しながらジャンプし、さらにスキルを使うといった複雑な操作が求められるゲームでは、この機能が非常に重要になります。USB接続のキーボードは仕様上、同時に認識できるキーの数に制限がありますが、多くのゲーミングキーボードは実用上問題ないレベルの同時押しに対応しています。

      そして三つ目は「キーの数と配置」です。MMORPGのように多くのスキルをショートカットに割り当てるゲームでは、キーの数が豊富なフルサイズキーボードが有利です。一方で、HHKBのようなコンパクトキーボードは、必要なキーに指が届きやすいという利点もあります。自分のプレイスタイルやゲームのジャンルに合わせて、最適なキー数と配置を選ぶことが大切です。

      ゲーミングキーボードとの比較

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      HHKBとゲーミングキーボードは、設計思想の時点から全く異なる製品です。HHKBが「タイピングのプロフェッショナルのための道具」を目指しているのに対し、ゲーミングキーボードは「ゲームで勝利するための武器」として開発されています。

      この思想の違いは、機能面に如実に表れます。ゲーミングキーボードの多くは、キーの反応速度を極限まで高めるための「高速スイッチ」や、キーが反応する深さを調整できる「アクチュエーションポイント(APC)変更機能」、そして一瞬で連続入力を可能にする「ラピッドトリガー」といった機能を搭載しています。これらは全て、コンマ1秒の操作が勝敗を分けるゲームシーンで優位に立つためのものです。

      一方、HHKBはこれらのゲーム特化機能を持っていません。その代わり、長時間のタイピングでも疲れないための「静電容量無接点方式」や、合理的な「キー配列」にこだわっています。言ってみれば、F1カー(ゲーミングキーボード)と高級セダン(HHKB)のような関係です。どちらも高性能ですが、その目的とするフィールドが全く異なります。ゲームでの勝利を最優先するならゲーミングキーボード、タイピングの快適性や楽しさを重視しつつゲームも楽しみたいならHHKB、という選択になるでしょう。

      反応速度とアクチュエーションポイント

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      キーボードの反応速度を語る上で欠かせないのが「アクチュエーションポイント」です。これは、キーをどれくらい押し込んだら入力として認識されるかを示す深さのことで、単位はmm(ミリメートル)で表されます。この数値が小さいほど、キーを浅く押しただけで反応するため、より素早い入力が可能になります。

      ゲーミングキーボードでは、このアクチュエーションポイントが1.0mm~2.0mm程度に設定されているものが主流で、中には0.8mmや、さらには0.1mm単位でユーザーが任意に設定できるモデルも存在します。これは、少し触れただけで反応するほどの感度であり、一瞬の操作が重要なゲームにおいて大きなアドバンテージとなります。

      対して、HHKBのアクチュエーションポイントは、資料によって差はありますが約3.5mm~3.8mm(Type-Sの場合)とされています。これはゲーミングキーボードの約2倍の深さです。HHKBはタイピング時の正確性や快適性を重視しているため、意図しない誤入力を防ぐ目的で、あえて深めの設定になっています。

      この思想の違いが、反応速度という点において両者の間に明確な差を生んでいるのです。カジュアルに楽しむ分には体感しにくい差かもしれませんが、競技レベルでプレイする場合、この差は無視できない要素となります。

      ラピッドトリガーは搭載されている?

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      結論として、2025年7月現在、PFUから発売されているHHKBシリーズには「ラピッドトリガー」機能は搭載されていません。ラピッドトリガーは、主に競技性の高いFPSゲームなどで絶大な効果を発揮する最新機能です。

      この機能のすごいところは、キーを押し込んだときだけでなく、「キーを離した」瞬間にも即座に反応する点にあります。従来のキーボードでは、キーを元の位置まで完全に戻さないと入力がオフになりませんでした。しかし、ラピッドトリガー搭載のキーボードは、キーを少しでも浮かせた瞬間にオフ信号が送られます。

      これにより、例えばFPSゲームでキャラクターを左右に細かく動かして敵の弾を避ける「ストッピング」や「レレレ撃ち」と呼ばれる動作が、非常に素早く正確に行えるようになります。キーを押し直す際の無駄な時間が限りなくゼロに近くなるため、入力のオン・オフを高速で繰り返す操作で圧倒的な優位性を生み出します。

      このように、ラピッドトリガーは完全にゲームでの勝利を目的とした機能です。タイピングの快適性を追求するHHKBの設計思想とは異なるため、現時点では搭載されていません。この機能が必要な場合は、対応するゲーミングキーボードを選ぶ必要があります。

      HHKBでゲームを遊ぶための具体的な知識

      • FPS(VALORANT・APEX)での使用感

      • HHKB Studioでのゲームプレイ

      • HHKB Professional HYBRID Type-Sとゲーム

      • 快適にプレイするための設定方法

      • 無刻印モデルでゲームはできるのか

      • ゲーム用キーキャップへの交換

        FPS(VALORANT・APEX)での使用感

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        VALORANTやAPEX LEGENDSといった人気のFPS(ファーストパーソン・シューター)でHHKBを使用する場合、いくつかの特徴と注意点があります。これらのゲームは、キャラクターの精密な操作と、スキルやアイテムの瞬間的な使用が求められるため、キーボードの性能がプレイに直結します。

        まず、HHKBのコンパクトさは、マウスを動かすスペースを広く取れるという点でFPSプレイヤーにとってメリットになり得ます。ローセンシ(低いマウス感度)で大きくマウスを振るプレイヤーにとっては、キーボードが邪魔にならないのは大きな利点です。

        しかし、問題となるのはやはりキー配列とキー数です。FPSでは「Ctrl」キーをしゃがみやスライディングに割り当てることが多いですが、HHKBではAの左隣にControlキーがある特殊な配列(Aの左横)をしています。慣れ親しんだ配列と違うため、最初のうちは誤操作を招きやすいでしょう。また、ファンクションキーがないため、観戦視点の切り替えや特定の機能を使う際に「Fn」キーとの同時押しが必要になり、咄嗟の操作には向きません。

        さらに、前述の通り、アクチュエーションポイントが深く、ラピッドトリガーもないため、素早い切り返しやストッピングといった高等技術において、ゲーミングキーボードに一歩劣る感は否めません。エンジョイ勢として楽しむ分には問題ありませんが、ランクマッチで高みを目指すのであれば、少し物足りなさを感じる可能性があります。

        HHKB Studioでのゲームプレイ

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        2023年に登場した「HHKB Studio」は、従来のHHKBとは一線を画す多機能モデルであり、ゲームプレイにおいても新たな可能性を感じさせます。最大の特徴は、キーボード中央に搭載された「ポインティングスティック」と、その手前にある「マウスボタン」です。

        これにより、キーボードから手を離さずにマウスカーソルの操作が可能になります。ゲーム中にマップを開いて指示を出したり、インベントリを整理したりといった場面で、マウスとキーボードを行き来する手間が省け、よりスムーズな操作が期待できます。これは、特にストラテジーゲームやMMORPGなど、カーソル操作が多いゲームで便利に感じるでしょう。

        ただし、FPSのような精密なエイムが要求されるゲームの視点操作を、このポインティングスティックで行うのは非常に困難です。あくまで補助的なマウス機能と捉えるのが現実的です。

        また、HHKB Studioにはキースイッチの交換(ホットスワップ)機能がありません。そのため、より反応の速いスイッチに交換するといったカスタマイズは不可能です。打鍵感は従来のHHKBとは少し異なり、やや重めのしっかりとした押し心地です。この打鍵感が好みに合うかどうかは、個人の感覚によります。多機能性を活かせるゲームジャンルであれば面白い選択肢ですが、FPSなどの競技シーンで使うには、やはり専用のゲーミングデバイスに軍配が上がると言えそうです。

        HHKB Professional HYBRID Type-Sとゲーム

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        「HHKB Professional HYBRID Type-S」は、シリーズの中でも特に人気の高いフラッグシップモデルです。その特徴は「HYBRID」が示す有線・無線(Bluetooth)両対応の接続性と、「Type-S」が示す高い静音性にあります。

        ゲーム用途で見た場合、まず「HYBRID」の恩恵は大きいでしょう。Bluetooth接続はわずかな遅延があるため対人ゲームには不向きですが、USB Type-Cによる有線接続に切り替えれば、遅延の心配なくプレイに集中できます。普段はワイヤレスでデスクをすっきりさせ、ゲームをするときだけ有線にするといった使い分けが可能です。

        「Type-S」の静音性は、ボイスチャットをしながらゲームをプレイする際に非常に役立ちます。打鍵音がマイクに入り込みにくいため、味方に不快な音を聞かせることなく、クリアなコミュニケーションが取れます。深夜に家族や同居人に気兼ねなくプレイしたい人にとっても、この静かさは大きなメリットです。

        ただし、このモデルも他のHHKBと同様に、ゲームに特化した機能(ラピッドトリガーなど)は搭載していません。あくまでHHKBシリーズの枠内での話ですが、接続の柔軟性と静音性という2つの強みを持つ「Professional HYBRID Type-S」は、ゲームも楽しみたいHHKBユーザーにとって、最もバランスの取れた選択肢の一つと言えるかもしれません。

        快適にプレイするための設定方法

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        HHKBの独特な配列をゲームで快適に使うためには、いくつかの設定や工夫が効果的です。これらを活用することで、デメリットをある程度カバーし、自分だけの最適なプレイ環境を構築できます。

        最も重要なのが「キーマップ変更」です。HHKBには公式の「キーマップ変更ツール」が用意されており、これを使うことで各キーの役割を自由に入れ替えることができます。例えば、普段使っているキーボードの配列に合わせてControlキーやWindowsキーの位置を変更したり、あまり使わないキーによく使う機能を割り当てたりすることが可能です。ゲームごとにプロファイルを作成して保存しておけば、プレイするゲームに合わせて最適なキーマップに瞬時に切り替えることもできます。

        また、本体裏側にある「DIPスイッチ」でも一部のキーの挙動を変更できます。例えば、WindowsキーとAltキーを入れ替えたり、Deleteキーの機能を変更したりといった設定が可能です。ソフトウェアを使わずに物理的に設定を変えられるので、PCを変えても同じ設定で使い続けられるのが利点です。

        FPSなどでWindowsキーの誤爆に悩まされている場合は、ゲーム中だけWindowsキーを無効化する設定(Winロック)も有効です。これはキーマップ変更ツールで設定できます。これらの設定を駆使して、HHKBを自分のプレイスタイルに最適化させることが、快適なゲームライフへの第一歩となります。

        無刻印モデルでゲームはできるのか

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        HHKBの象徴とも言える「無刻印モデル」。キートップから一切の文字が消え去ったそのストイックなデザインは、多くのユーザーを魅了します。では、この無刻印モデルでゲームをプレイすることは可能なのでしょうか。

        結論としては、「キー配列を完全に記憶している(タッチタイピングが完璧である)ならば可能」です。ゲームプレイ中は、基本的にキーボードのキーを見ることはありません。指が自然に目的のキーを捉えることができれば、そこに刻印があろうとなかろうと、操作に影響はないはずです。むしろ、無駄な情報が一切ないミニマルな見た目が、プレイへの集中力を高めてくれるかもしれません。

        しかし、少しでもキー配列に不安がある場合は、無刻印モデルは大きな障壁となります。普段は問題なくタイピングできていても、ゲーム中の緊迫した場面で「あれ、あのキーはどこだっけ?」と一瞬でも迷ってしまえば、それが命取りになります。特に、HHKBはファンクションキーや矢印キーなどが特殊なため、これらのキーを多用するゲームでは、刻印がないことがより大きなデメリットとして働く可能性があります。

        これからHHKBを使い始める人や、タッチタイピングに自信がない人がゲーム目的で購入する場合は、まずは通常の刻印モデルから始めるのが無難です。無刻印は、HHKBというキーボードを完全にマスターした上級者が、さらなる高みを目指すための選択肢と言えるでしょう。

        ゲーム用キーキャップへの交換

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        HHKBをゲームで使う上でのカスタマイズとして、「キーキャップの交換」は非常に有効な手段です。キーキャップを交換することで、見た目の変化だけでなく、操作性を向上させる効果も期待できます。

        例えば、ゲームで多用するW, A, S, Dキーや周辺のキーだけを、指触りの違うものや、目立つ色のものに交換する方法があります。これにより、キーボードを見なくても指先の感覚だけでホームポジションを瞬時に把握でき、操作の正確性が向上します。市販されているHHKB用のキーキャップセットの中には、WASDキーだけ色が違うゲーマー向けのデザインのものも存在します。

        また、キーキャップの素材や形状によっても打鍵感は変化します。標準のPBT樹脂製キーキャップは耐久性が高くマットな質感が特徴ですが、ABS樹脂製のキーキャップはより滑らかな手触りのものが多く、好みによって選ぶことができます。プロファイル(キーの形状や傾斜)が異なるキーキャップに交換することで、指の移動がしやすくなる場合もあります。

        ただし、HHKBは静電容量無接点方式という特殊なスイッチを採用しており、一般的なメカニカルキーボード用のキーキャップ(Cherry MX互換など)は使用できません。キーキャップを選ぶ際は、必ず「HHKB用」または「Topre軸用」と記載されているものを選ぶ必要があります。この点にだけ注意すれば、キーキャップ交換はHHKBでのゲーム体験をより豊かにしてくれる楽しいカスタマイズと言えるでしょう。

        HHKBでのゲーム体験を総まとめ

        • HHKBでのゲームプレイはカジュアル層なら可能だが、競技層には不向き

        • 最大の魅力は長時間のプレイでも疲れにくい、唯一無二の打鍵感である

        • 最大のデメリットはキー数の少なさと独自のキー配列に起因する操作の複雑さ

        • ゲーミングキーボードと比較して、反応速度を決めるアクチュエーションポイントが深い

        • 高速な連打や切り返しに有利な「ラピッドトリガー」機能は非搭載

        • FPSでの使用は、マウススペースの確保という利点と、操作の特殊性という欠点がある

        • Bluetooth接続は遅延があるため、対人ゲームでは有線接続が必須

        • 「キーマップ変更ツール」や「DIPスイッチ」で自分の使いやすいように配列をカスタマイズすることが推奨される

        • 静音モデル(Type-S)はボイスチャット時の打鍵音を軽減できるメリットがある

        • HHKB Studioのポインティングスティックは、補助的なマウス操作には便利

        • 無刻印モデルでのゲームプレイは、キー配列を完全にマスターしていることが前提となる

        • キーキャップをゲーム用に交換することで、視認性や操作性の向上が期待できる

        • HHKBはゲーム専用機ではなく、あくまでタイピングに最適化されたツールである

        • ゲームでの勝利を最優先するなら、専用のゲーミングキーボードを選ぶべき

        • タイピングの快適性を重視しつつゲームも楽しみたい、というユーザーには良い選択肢となりうる