PS5でゲームをたくさん楽しみたいけど、本体のストレージ容量がもうパンパン…。そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。解決策として注目されるのが、後付けで容量を増やせる「M.2 SSD」の増設です。様々なメーカーから製品が登場する中、ゲオが販売しているPS5専用SSDが気になっている人もいるかもしれませんね。
「ゲオのPS5用SSDって実際のところ評判はどうなの?」「いい口コミだけじゃなくて、悪い口コミも正直に知りたい!」と考えているあなたのために、この記事ではゲオのPS5用SSDのスペックからリアルな評判まで、徹底的に解説していきます。この記事を読めば、あなたがゲオのSSDを買うべきかどうかの判断材料がきっと見つかりますよ。
- ゲオのPS5用SSDの価格や性能といった基本スペック
- 速度や保証など、ゲオのSSDが持つメリット
- 口コミからわかる良い評判と、購入前に知っておきたい注意点
- 結局、ゲオのPS5用SSDはどんな人におすすめなのか
ゲオPS5用SSDの評判は?スペックを解説
- ゲオPS5用SSDの基本情報
- 高速転送!読み込み速度はどれくらい?
- 放熱性に優れたヒートシンクを搭載
- 取り付けは初心者でも簡単?
- 安心の5年保証!注意点はある?
ゲオPS5用SSDの基本情報

まずは、ゲオが販売するPS5用SSD「GRFD-SSD Future」シリーズの基本的な情報から見ていきましょう。この製品はゲオの限定商品で、全国のゲオショップかゲオオンラインストアでのみ購入可能です。容量は1TBと2TBの2種類が用意されていて、自分のプレイスタイルに合わせて選べるのが嬉しいポイントですね。
気になる価格は、1TBモデルが税込13,178円、2TBモデルが税込18,678円(2023年11月発売時点)となっています。PS5対応のM.2 SSDとしては、比較的手に取りやすい価格設定と言えるでしょう。M.2 SSDというのは、簡単に言うと「すごく小さい高性能な記録装置」のこと。これをPS5に取り付けることで、たくさんのゲームを本体に保存できるようになります。PS5は買ったままの状態だと、意外とすぐに容量がいっぱいになってしまうので、こうした増設ストレージは多くのプレイヤーにとって心強い味方になってくれます。
高速転送!読み込み速度はどれくらい?

SSDを選ぶ上でとっても大事なのが、データの「読み込み速度」です。この速度が速ければ速いほど、ゲームの起動やロード時間が短くなって、快適に遊べるようになります。ゲオのPS5用SSDは、読み込み速度が最大で7,450MB/s(メガバイト/秒)と公表されています。
この「MB/s」という単位は、1秒間にどれだけのデータを読み込めるかを示すもの。数字が大きいほど高性能ということですね。PS5にSSDを増設するには、ソニーが定めた「5,500MB/s以上の速度」という条件をクリアする必要があるのですが、ゲオのSSDはこの基準を余裕で満たしています。実際に購入した人の口コミでも、「仕様に近い速度が出ている」との報告があり、性能面での心配は少なそうです。せっかくSSDを増設するなら、ロード時間を気にせずサクサク遊びたいですもんね。その点、このSSDは十分なスペックを持っていると言えるでしょう。
放熱性に優れたヒートシンクを搭載

ゲオのPS5用SSDには、あらかじめ「ヒートシンク」という部品が取り付けられています。ヒートシンクは、SSDが動作するときに発生する熱を効率よく逃がすためのパーツです。車でいうラジエーターのような役割をイメージすると分かりやすいかもしれません。
PS5のような高性能なゲーム機は、内部が高温になりがち。特にSSDは高速でデータを読み書きするため、かなりの熱を持ちます。もし熱がこもりすぎてしまうと、「熱暴走」と呼ばれるパフォーマンスの低下や、最悪の場合は故障の原因にもなりかねません。ゲオのSSDは、この重要なヒートシンクが最初から付いているので、別途購入して取り付ける手間がありません。これにより、長時間のゲームプレイでもSSDの温度上昇を抑え、安定した速度を保ってくれます。熱対策がしっかり考えられている点は、安心して使うための大きなメリットと言えますね。
取り付けは初心者でも簡単?

「SSDの増設って、なんだか難しそう…」と感じる人もいるかもしれませんが、安心してください。ゲオのPS5用SSDは、公式サイトでも「簡単に取り付け可能」とうたわれています。実際の作業も、それほど複雑ではありません。
大まかな流れとしては、
- PS5の電源を完全に切り、ケーブル類をすべて抜く。
- 本体の白いカバーをスライドさせて取り外す。
- 拡張スロットのカバーをプラスドライバーで開ける。
- SSDをスロットに差し込み、ネジで固定する。
- カバーを元に戻す。 といった手順になります。
もちろん、PS5は精密機器なので、作業は慎重に行う必要があります。特に静電気には注意が必要ですが、手順自体はシンプルです。詳しい取り付け方法は、公式サイトに取扱説明書へのリンクがありますし、動画サイトなどで検索すれば、多くの人が分かりやすく解説してくれています。工具としてプラスドライバー(サイズ#1が推奨)が1本必要になるので、そこだけは事前に準備しておきましょう。
安心の5年保証!注意点はある?

ゲオのPS5用SSDの大きな魅力の一つが、「5年間」という長期保証が付いていることです。SSDも電子機器である以上、いつか故障してしまう可能性はゼロではありません。そんな時に5年もの長い保証期間があるのは、とても心強いですよね。万が一、通常の使い方をしていてSSDが認識されなくなったり、故障してしまったりした場合には、保証規定に基づいて対応してもらえます。
ただし、一つだけ大事な注意点があります。この保証は、あくまでSSDという「製品本体」の物理的な故障に対するものです。つまり、SSDの中に保存していた大切なゲームのセーブデータや、ダウンロードしたゲームソフトそのものが消えてしまった場合、その「データ」までは保証してくれない、ということです。これはゲオの製品に限らず、どのメーカーの保証でも基本的には同じです。大切なデータは、PS Plusのクラウドストレージなどを利用して、定期的にバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
ゲオPS5用SSDの評判は本当?口コミを調査
- ゲオのSSDに関する、いい口コミや評価
- ゲオのSSDに関する、悪い口コミや評価
- 製造メーカーが不明という声も
- 他のメーカー品と比較した場合はどう?
- 結局、ゲオのPS5用SSDは買い?
ゲオのSSDに関する、いい口コミや評価

では、実際にゲオのPS5用SSDを使った人は、どんな感想を持っているのでしょうか。ネット上の口コミを見てみると、ポジティブな評価がいくつか見つかります。一番よく聞かれるのが、「価格と性能のバランスがいい」という声です。前述の通り、ゲオのSSDはPS5の要求スペックをクリアしながらも、他の有名メーカー品と比べて手頃な価格で手に入ります。このコストパフォーマンスの高さが、多くのユーザーにとって魅力的に映っているようです。
また、「読み込み速度が速くて快適」という意見もあります。スペック通りのパフォーマンスが出ていれば、ゲームのロード時間はPS5本体の内蔵SSDと比べても遜色なく、ストレスフリーなゲーム体験ができます。「ヒートシンクが最初から付いているのが楽でいい」という点も、地味ながら評価されているポイント。自分でヒートシンクを選んで取り付ける手間がないので、PCパーツにあまり詳しくない人でも安心して購入できますね。
ゲオのSSDに関する、悪い口コミや評価

一方で、ネガティブな意見や不安の声がまったくないわけではありません。ただし、現時点で「買ってすぐに壊れた」「速度が全然出ない」といった致命的な悪い口コミは、あまり見当たりませんでした。ユーザーが気にしている点の多くは、「耐久性ってどうなの?」という部分に集まっているようです。
ゲオのSSDは比較的新しい商品で、長期間使用したレビューがまだ少ないため、「5年保証は付いているけど、実際どれくらいもつのだろう?」という点が未知数だと感じている人がいるのですね。これはどんな工業製品にも言えることですが、発売されたばかりの製品はどうしても実績が少ないため、耐久性を心配する声が出てくるのは自然なことかもしれません。また、次に紹介する「製造メーカーが不明」という点も、この不安につながっているようです。
製造メーカーが不明という声も

口コミを調べていると、「このSSD、実際に作っているのはどこのメーカーなんだろう?」という疑問の声が見られます。ゲオはあくまでこのSSDの「販売元」であり、製品自体を製造しているわけではありません。多くの場合、こういった販売店ブランドの製品は、「OEM」という形で、別の専門メーカーが製造を担当しています。
PCパーツに詳しいユーザーの中には、SSDの心臓部であるコントローラーやメモリチップがどこの会社製なのかを気にする人も少なくありません。有名メーカーの製品であれば、そうした情報がある程度公開されているため安心感があります。しかし、ゲオのSSDに関しては、製造元が公表されていないため、「中身が分からないのは少し不安」と感じる人がいる、というわけです。品質が悪いと決まったわけでは全くありませんが、製品の素性がはっきりしない点をデメリットと感じる声があるのは事実のようです。
他のメーカー品と比較した場合はどう?

では、他の有名メーカーのPS5用SSDと比べた場合、ゲオの製品はどんな立ち位置になるのでしょうか。口コミでも名前が挙がっていた、Western Digital(ウェスタンデジタル)やSeagate(シーゲート)、Crucial(クルーシャル)といったメーカーは、長年ストレージ製品を作り続けてきた実績があり、世界的に信頼されているブランドです。
これらの大手メーカー品の最大のメリットは、やはりその「安心感」でしょう。多くのユーザーによるレビューや情報がネット上にあふれているため、性能や相性の問題を事前に調べやすいです。ただし、その分、価格はゲオのSSDよりも高くなる傾向があります。
つまり、
- ゲオのSSD:実績はまだ少ないが、価格が安く、5年保証も付いている。コストパフォーマンス重視の選択肢。
- 大手メーカーのSSD:価格は高めだが、ブランドとしての実績と情報量が多く、安心感を重視する人向けの選択肢。
という構図になります。どちらが良い・悪いというよりは、何を重視するかによって最適な選択が変わってくると言えそうですね。
結局、ゲオのPS5用SSDは買い?

ここまで解説してきた情報をまとめると、ゲオのPS5用SSDは「条件付きでおすすめできる製品」と言えるでしょう。
まず、「とにかくコストを抑えてPS5の容量を増やしたい!」という人には、非常に魅力的な選択肢です。PS5の要求スペックを満たし、ヒートシンクも装着済みで、5年の長期保証まで付いてくる。この内容で手頃な価格を実現しているのは、大きな強みです。PCパーツに詳しくなく、「難しいことは分からないけど、安くて安心なのが欲しい」というニーズにぴったり合っています。
一方で、「多少値段が高くても、長年の実績がある信頼のブランドを選びたい」「製品の製造元がはっきりしないのは、やっぱり不安」と感じる人には、少し向かないかもしれません。そういった方は、Western DigitalやSeagateといった、昔からある大手メーカーの製品を検討する方が、精神的な安心感を得られるでしょう。自分の価値観や予算と相談して、ベストな選択をしてくださいね。
ゲオPS5用SSDの評判を徹底調査した結果まとめ
- ゲオのPS5用SSDはゲオ店舗およびオンラインストア限定販売である
- 容量は1TBと2TBの2種類がラインナップされている
- 価格は大手専門メーカー品と比較して手頃な設定
- 読み込み速度は最大7,450MB/sでPS5の要求水準をクリア
- 熱を逃がすためのヒートシンクが標準で搭載済み
- 取り付け作業は比較的簡単で、初心者でも挑戦しやすい
- 製品には5年間の長期保証が付帯している
- ただし、保証はSSD本体のみでデータ消失は対象外
- 良い評判としては、価格と性能のバランスの良さが挙げられる
- 悪い口コミというより、耐久性への不安の声が見られる
- 実際の製造メーカーは公表されておらず、不明点が不安要素の一つ
- 大手メーカー品は安心感が高いが、その分価格も高くなる傾向
- コストパフォーマンスを最優先するならゲオのSSDは有力な選択肢
- ブランドの実績や透明性を重視する場合は、他社製品の検討も視野に入れるべき
- 購入の決め手は「価格」と「安心感」のどちらを優先するかによる